バレエを好きで習ってる大人の方達のほとんどが上手くなっていきたい、進歩したいと思っていると思います。どこまで理想を追い求めるかは別として、やっていれば日々、前の自分よりよくなった、何かができるようになったという実感を持っていくことが楽しみにもなり励んでいくモチベーションにもなると思います。
それには日頃のレッスンの受け方が大事になってくると、私自身も過去の反省から感じています。
上手くなっていくために、必ず誰でも自分の大きな欠点と向き合わざるを得なくなります。それは知って見るのは決して心地良いことではないし、一定の時間我慢を続けることも必要となってきます。
身体は全身複雑に繋がって成り立っているので、手っ取り早くどこかだけ取り出して直せない。。
つま先が気になるからといくらつま先を頑張っても効果が出なかったのに、ある日肩甲骨がちょっと動かせたらあれ?つま先に力が入った!というような自分の頭では予測できないことが起きるのが身体です。
弱いと思っていた場所は実は全然弱くなく、反対側の犠牲になって使えなかっただけだと私自身いまだに気がつく事があります。
体というのは自分自身で頭を使って考えられることだけでは済まない。。ただ必ずやれば結果を出してくれる素直な存在である。
とらわれない、こだわらない、言われたことを真っ直ぐ捉える、地道に淡々と継続する、聞く力
それができれば毎回新しい発見があり、知らぬ間に自分が想像もしなかったような進歩が起き、それが真の楽しさにつながっていきます!
発表会まで後4ヶ月になりました。今年も皆のやり切った満足した笑顔を見られますように!